勉強の習慣化の大チャンス!小学生の夏休みを宿題だけで終らせてはいけない


小学生の勉強で大切なこと
まずは勉強の中身より『勉強の習慣化』

 

あと1ヶ月ほどで子供達の待ちに待った夏休みがやってきます。

早く宿題を終らせて遊ぶ子、残り数日で慌てて宿題にとりかかる子、いろんなお子さんがいらっしゃると思いますが、1年のうちで大きく成績に差が出るのがこの夏休みでもあります。

夏休みは地域にもよりますが20日~40日程度(ここでは平均で30日とみなします)の長期休暇。

毎日1時間勉強をやるだけでも夏休み終了後には30時間分の学習成果が子供の中に確実に積み上がります。

しかも毎日の授業とは違って学習内容がプログラムされていませんので、不得意問題を中心に1学期の学習の穴を埋めたり、得意分野を更に磨いて難問レベルまで到達してみたり、普段はなかなか手が廻らない検定にチャレンジする為の勉強をしてみたり、2学期3学期分までどんどん先取り学習してみたり。どんな学習だってやりたいようにチャレンジ出来る、貴重な期間でもあるのです。

自分で自分を伸ばせる時期。自分を知る時期。自分や勉強のやり方を大きく変えられる時期。達成感や自信を手に入れられる時期。やらなければ現状維持もしくはマイナス。やれば成績アップもしくは上記のどれかは確実に手に入るというプラスしかありません。

それならやらなきゃもったいない!

しかしこうやって勉強勉強!習い事!と話を進めるとよく保護者さまから『小学生の間は身体を動かして遊ばせるのが大事』『勉強や習い事を押し付けて苦手意識を持たせたくない』『まだそれほどさせる必要性を感じない』といったお声を頂くのです。

小学生の間は身体を動かして遊ぶのが大事

もちろんです!特に日ごろ家でゲーム遊びが主流の今の子供達にとって、友達と元気に外で走り回って長い時間遊べるこの期間は本当に大切にして頂きたいなと思います。

ですが1日は24時間、夏休みは720時間。

その中で、毎日朝の1時間勉強をする(宿題30分+勉強30分)。それからたっぷり家族や友達と遊んで、夜に30分勉強をする。それだけで良いのです。それでもちゃんと宿題とは別に30時間の学習成果はきちんと積み上がるのです。遊ぶことに支障はきたしません。むしろ遊ぶ時間はたっぷり遊ぶ、確保した勉強時間はしっかり勉強する、この方がダラダラなりがちな生活にメリハリがついてきます。

 

勉強や習い事を押し付けて苦手意識を持たせたくない
まだそれほど必要性を感じない

勉強の習慣化は出来るだけ早いうちからつけておくと『勉強=嫌なもの』となりにくいです。
そもそも小学1年生で勉強を習い始めた頃、勉強は嫌なものだったでしょうか?
りんごとみかんを足す練習。言葉と絵を線で結んで関連付ける練習。草花や動物の観察。とても楽しいものではなかったでしょうか。

ではなぜそれが嫌なものになってしまうのか。それは日々の勉強が習慣づいておらず、間違えた部分や曖昧なままの部分を放ってしまうことでいつの間にか解けなくなっていくからです。

そうやって解けないものや間違ったものが出てきた時点でいきなり勉強をしなさいと怒ったり押し付けたり、それでも放置して『どこが分からないかが分からない』となってしまうことで、子供から『楽しさ』や『やる気』が消えて『苦手』や『嫌い』に変化してしまいます。

勉強は出来るだけ早くから時間を決めて習慣化させ、『お風呂』や『はみがき』などと同じく『日常で当たり前にやるもの』と位置づけておくことをオススメします。
私自身、小さな頃から夜8時になるとTVが消えて1時間の間は教材学習や教材テープをやることが日常でした。自分にとってそれは本当に日常で当たり前のこと。そしてその時聴いていたもくもくむらのケンちゃんという英語テープは今でさえ台詞の一つ一つ覚えていますし、学習が習慣化したまま苦痛を持たずに積み重ねた今、福祉や不動産関連の資格取得や、自分の子供達の受験や日々の勉強を教えてあげられることに役立っています。

子供は本来、新しいことにチャレンジすることや知らないものを知ろうとする行為をあまり苦痛としません。むしろやり方次第ではパズルやゲームのように答えを導くことを楽しんだり、解説を読み解いて理解していく達成感を気持ちいいと感じることもあります。
そういった子供はつまずいた問題も自分でちゃんと解説を追って、その時間の中で解決するようになります。

まだ習慣化していないお子さんは『日常で当たり前にやるもの』をより楽しくするためにほんのちょっと工夫をしてみましょう。

・毎日スタンプやシールをあげて、何個溜まったらこんなご褒美を用意しよう。

・丸つけの最後に毎日違うイラストとメッセージを書いてあげよう。

などほんの些細な工夫で良いのです。

ちなみに、そういった『楽しさ』を満載して子供の興味を上手に勉強に向けるよう研究しつくされているものが『学研』や『ドラゼミ』などの継続型教材です。小学生のうちは実はこれが一番お勧めの勉強法ですので、ご興味のあるかたはぜひこちらもご参考にされて下さい。

⇒継続型家庭用教材をいろいろ見てみる

そして、『楽しさ』と『やる気』を引き出す一番の魔法。
・勉強の後は、毎日いっぱい褒めてあげよう。

『当たり前にやるもの』を親は当たり前にとらずにちゃんと褒めてあげます。

子供はお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんの事が本当に大好きなんです。大好きな人に褒められることこそが子供にとって何よりも原動力となります。

子供は誰でも、信じられないほどの力を秘めていますから。勉強だけに限らず、それを引き出すには『子供をちゃんと褒めて』あげて下さい。


子供は押し付けたり怒ったりしなくても、習慣付けるだけでちゃんと苦痛なく生活の一部として勉強します。親自身が『勉強を嫌なもの』と認識して与えないことは、子供の広く広がっている世界の一部を失わせてしまうかもしれないということに気づかなければなりません。

自分たちが大人になるのに必要なかった英語でも、これからの子供たちには当たり前に、話せなければ選べる職業が一部閉ざされてしまったりするのです。大人の物差しや時代とは違うことを大人こそが自覚して、子供への教育はしっかり与えて下さい。

 

さてそういったことからも、まだ習慣付いていないお子様へも『夏休み』というのは学習スタイルや学習自体への認識を変える絶好の機会なのです。

とは言っても、ただやみくもに時間だけを決めて教科書を眺めてみても、力はなかなか積み重なってはいきません。

勉強には目標と計画を立てる事が必須となります。そして計画と準備は夏休みが始まる前にきちんと整理し、1日目からスタートを切れるようにしておかなければなりません。そして、それらを立てるためには自分に何が必要かを知ることも欠かせません。

 

次回の記事ではそういった夏休みに向けての学習計画についてのお話を進めていきます。

 

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